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安藤れい子のアトリエより【ヨーロッパ貴族が発祥・疫病除けレシピ】

2020.05.01

疫病除け「フルーツポマンダー」のレシピをお届けします。

中世ヨーロッパを襲った疾病ペストから身を守る為に
貴族の間で作られたお守り「ポマンダー」。

小さな穴の空いた金属の丸い容器に
抗菌作用のあるハーブやスパイスを詰めて腰に下げ、
感染から身を守ったといわれています。

このポマンダーが
半径1.5m(いま言うところのソーシャルディスタンス)の空気を浄化し、
感染予防ができると考えられていたのです。

ポマンダーの語源は
Pomme「リンゴ」とAmber「琥珀−竜涎香(アンバーグリス)」の造語で、
丸い形の香りの小物を指します。

やがて庶民がリンゴやオレンジなどの丸い果実にクローブを挿し、
シナモンパウダーを掛けて作り、
厄除けや魔除けのお守り「フルーツポマンダー」として伝承されてきました。

世界中が未知の感染症新型コロナウイルスに見舞われているいま、
先人達の知恵に習って、時間をかけてゆっくりポマンダーを作りませんか?

オレンジ+クローブ+シナモンの香りをまとえば、
部屋の空気も一掃されて、心身が健やかになりますよ。

フルーツポマンダーレシピ